MM2H

2024年6月以降のMM2H

コロナ前後に数次の条件変更がされ、2024年6月以降はシルバー、ゴールド、プラチナの3つのカテゴリー分類が導入されました。不動産購入と90日滞在の義務化を導入した点が大きな特徴です。

移住ビザを発行する国は簡単に発行条件を変更します。過去のMM2Hの申請条件の変遷を見ると、取れるうちに取っておかないと、移住ビザはどんどん遠い存在になっていくと痛感します。


カテゴリーシルバーゴールドプラチナ
年齢25歳以上25歳以上25歳以上
金融資産証明なしなしなし
月収証明なしなしなし
定期預金USD150,000USD500,000USD1,000,000
購入義務のある不動産RM600,000RM1,000,000RM2,000,000
プログラム参加費用RM1,000RM3,000RM200,000
マレーシアでの就労不可不可可能
ビザの更新可能可能可能
滞在義務年間合計90日以上のマレーシア滞在が必要年間合計90日以上のマレーシア滞在が必要年間合計90日以上のマレーシア滞在が必要
有効期間5年15年20年

旧条件のMM2Hビザの更新条件

マレーシア政府観光局のホームページには、

「旧条件で取得したパスをお持ちの方が次回延長・更新をご希望の場合、一部新しい条件が適用されますのでご注意ください。

 延長・更新可能期間:5年

 ビザ代金:RM500/年」

と記載の通り、基本的に旧条件のまま更新が可能です。ビザ有効期間は10年から5年に退縮され、ビザ代金が年RM500に値上がりするだけの影響で更新が可能です。不動産の購入義務、90日滞在義務の適用はありません。

2021年10月から2024年5月までのMM2H


新型コロナ感染症の感染拡大のため受付を中断していたMM2Hの再開に向けて、2021年8月11日、マレーシア内務省より、マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)パスの新規申請の再開に関する報道発表があり、申請条件が大幅に厳格化されていました。

プログラムの再開、新規申請に関するマレーシア内務省発表内容(2021年8月13日)

● 内閣は、7月14日及び7月30日、国家回復計画の実施を支援する戦略の一つとしてMM2Hプログラムに関する新たな施策の改正案に同意した。
MM2Hプログラムは、全ての法制手続完了後、2021年10月より、マレーシア入国管理局(JIM)によって再開され、新規申請に対応する予定である。
● 申請手続は、MM2H参加者の申請、処理、個人情報管理の目的でオンライン化される。
(MM2Hプログラム参加者数上限)
● マレーシア国内における同プログラムによる外国人流入の懸念から、参加者本人と被扶養者の人数を常にマレーシア国民総人口の1パーセントを超えない水準とする。
(申請資格)
● 犯罪履歴のない者に限定する。
(申請要件)
1. マレーシア在住日数が年間合計90日以上であること(MM2H参加者が消費活動を通じて国内経済に貢献することを確証するため)。
2. マレーシア国外で得る収入が、月額40,000リンギット以上であること(従来は10,000リンギット)。
3. 定期預金額が1,000,000リンギット以上あること。ただし、不動産取得、医療、教育目的で最大50パーセントの引き出しが可能(従来は、50歳以上について150,000リンギット,50歳未満について300,000リンギット)。
4. 年齢は以下のとおり二分類される。
(1)35歳以上49歳以下
(2)50歳以上
なお、35歳以上49歳以下の申請においては、以下の条件を満たす必要がある。
(1)申請者本人又は配偶者のマレーシア在住日数が年間合計90日以上であること
(2)申請者の配偶者及び子供、親、義理の親である被扶養者について、一人につき50,000が条件3の定期預金額に加算。ただし、不動産取得、医療、教育目的で最大50パーセントの引き出しが可能。
5. MM2H長期ソーシャル・ビジット・パスの期間は5年間で、申請条件を満たす限り5年ごとに延長可能(従来は10年間)。
6. 1,500,000リンギットの流動資産を申告すること(従来は、カテゴリーに応じて350,000リンギット及び500,000リンギット)。
7. 年間パス料金は、90リンギットから500リンギットに値上げ。オンラインシステムなどのサービスの質向上のため、手続き費用を新たに徴収し、申請者本人は5,000リンギット,被扶養者は一人あたり2,500リンギット。
以下は、MM2Hパス提供に当たってのセキュリティー確保のための内務省の取組
8. パスの更新、世帯主の変更、本人及び被扶養者の国籍変更はセキュリティーチェックを受けて合格する必要がある。
9. セキュリティー強化のため、全ての申請者本人及び被扶養者は無犯罪証明書を提出する必要がある。
10.内務省は観光芸術文化省、旅行代理店と連携して取り組む。
● MM2Hプログラムの新しい要件は新規申請、今後失効する既存パスの延長申請に対して適用される。
● 延長申請する者については、新しい要件を満たすための1年間の猶予期間が与えられる。
● MM2Hプログラムの実施及び申請者の入国については、国家安全保障会議(NSC)及び保健省が定める標準運用手順(SOP)に従う必要がある。
● MM2H参加者のコントロールについては、内務省は、マレーシア入国管理局及びマレーシア国家警察を通じ、定期的に監視・取締りを行う。

2021年10月以前のMM2H

MM2Hの取得条件は50歳以上と50歳未満で異なりました。

50歳未満

500,000リンギ以上の流動資産及び一月10,000リンギ以上の国外での収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。

50歳以上

350,000リンギ以上の流動資産及び一月10,000リンギ以上の国外での収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。   引退された方は政府の承認のある年金基金より一月10,000リンギ以上の年金収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。

[財務的証拠とは現金、預金、債券、有価証券、不動産又はその他の資産の形態であることが認められます。]

MM2Hを維持するために満たさなければいけない条件は、50歳以上と50歳未満で異なりました。

50歳未満

300,000リンギの定期預金勘定を開設する。
* 一年を経過したら150,000リンギまでを、家屋の購入、マレーシアでの子女の 教育、医療費用などの認められた支出の為に引き出すことができます。
* 150,000リンギ以上の残額を、2年目以降このプログラムによりマレーシ アに居住期間中維持せねばなりません。   
* マレーシアで1,000,000リンギ以上の不動産を購入、保有した参加者は、その不動 産に対する支払いが完了し、譲渡証書(Grant)や土地権利証書(Land Title )などの権利書が発行されている事を条件として、基本的な定期預金150,000リンギの 規定を充たすことができます。 この金額はMM2Hの参加を停止するまで引き下ろす事はできません。


50歳以上

下記のいずれかを選ぶことができます。  
- 150,000リンギの定期預金を開設。又は  
- 政府で承認された年金基金からの(一月)10,000リンギの証拠を提示する
* 一年を経過したら定期預金で基準をクリアした人は50,000リンギまでを、家屋の 購入、マレーシアでの子女の教育、医療費用などの認められた支出の為に引き出す ことができます。
* 100,000リンギ以上の残額を、2年目以降このプログラムによりマレーシアに居住 期間中維持せねばなりません。
*  マレーシアで1,000,000リンギ以上の不動産を購入、保有した参加者は、基本的な 定期預金100,000リンギで必要を充たすことができます。この金額はMM2Hの 参加を停止するまで引き下ろす事はできません。 マレーシアで1,000,000リンギ以上の不動産を購入、保有した参加者は、その不動産 に対する支払いが完了し、 譲渡証書(Grant)や土地権利証書(Land Title)など の権利書が発行されている事を条件として、基本的な定期預金100,000リンギの規定を 充たすことができます。この金額はMM2Hの参加を停止 するまで引き下ろす事はできません。  

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